セルライトってなんだろう??
女性にとって、大敵ともいえるイメージのあるセルライト。
特にヒップや太もも、おなか周りに多く見られ、
その凸凹した皮膚はオレンジの皮のように見えることから
「オレンジピールスキン」と呼ばれたりもします。
セルライトの正体は、脂肪と老廃物のかたまり。
男性より女性に圧倒的に多く、一度できると
自然に消えないことも分かっています。
肥満のほか、冷え症の原因にもなりますので、
ぜひ正しくケアしたいところです。
■脂肪とセルライトの違い
皮膚の柔らかいところを、片手でぐっと引っ張ってみると、
表面に出てくるブツブツとしたもの、それがセルライトです。
太っている人にあるもの、というイメージが強いのですが、
実はセルライトは痩せている人にも見られます。
脂肪とセルライトは似て非なるものです。
ここでは代表的な違いをいくつか挙げてみましょう。
1.男女差
脂肪は男女を問わずつきますが、
セルライトは女性のほうに多いのが特徴です。
女性は男性と比べると、皮下脂肪をたくわえやすいこと、
そして皮膚が柔らかいため、凸凹が
できやすいことなどが挙げられます。
2.つきやすい部位
脂肪は、全身にまんべんなくつきますが、
セルライトは部位が大体決まっています。
特につきやすいのが、太もも、二の腕、おしり、
おなか周りなど皮下脂肪の多い箇所です。
3.解消のしやすさ
脂肪は、運動や食事制限によって減らすことが可能です。
一方、セルライトは一度ついてしまうと
通常のダイエットではとれません。
■セルライトは冷えたラードと同じ?
セルライトの正体には、実はさまざまな説が存在しています。
しかし最近では「脂肪や老廃物が固まったもの」
という認識がスタンダードです。
豚肉の脂が、翌日冷えて固まり、白いラード状になっているのを
見たことがある人は多いでしょう。
セルライトは、まさにあの状態なのです。
すぐに体の不調につながるものではないにせよ、
見た目的にも美しくありませんし、
セルライトがあると血行が悪くなることから、
冷えやむくみが起こりやすいともいわれます。
解消するためには、根気と努力が必要ですが、
美容と健康のためにも
セルライトの少ない体を目指したいものです。